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泌尿器科

診療の特徴や詳細情報はこちら
 

泌尿器科の紹介

ロボット支援手術(da Vinci®)

治療実績    1105件 (2022.8.1現在)
ロボット支援前立腺全摘術    774例
ロボット支援腎部部分切除術   273例
ロボット支援膀胱全摘+尿路変向術 69例
ロボット支援仙骨膣固定術     8例
ロボット支援腎盂形成術      5例
ロボット支援根治的腎摘除術    5例
ロボット支援腎尿管全摘術     10例
ロボット支援副腎摘出術 4例

*当院はダヴィンチXi®を2015年8月に導入し、約6年で泌尿器科単独ダヴィンチ手術件数が累計1000例に到達しました。
*現在保険適応になっている5つのダヴィンチ手術について、当院ではすべての手術が施行可能です。

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当科における手術待機期間

当科を受診されてから手術までお待ちいただく期間の目安は以下の通りです。 あくまで目安ですので、来院時にご相談させていただきます。

・腎癌・前立腺癌ロボット手術  4-6週間
・骨盤臓器脱ロボット手術    4-6週間
・前立腺肥大内視鏡手術     2-3週間
・前立腺肥大レーザー手術    2-3週間
・膀胱癌内視鏡手術       2-3週間
・尿路結石内視鏡手術      2-3週間


泌尿器科の紹介

当科は九州大学泌尿器科から派遣された6名のスタッフにより診療を行ってます。迅速かつ的確な診断をモットーに、治療方針の説明はパンフレットなどを用いて行っています。

2015年8月からは、ロボット手術支援装置である”da Vinci Xiを用いた、“前立腺癌に対するロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術“を開始しました。

2016年4月からは、“腎癌に対するロボット支援腎部分切除術“を、2018年6月からは”膀胱癌に対するロボット支援膀胱全摘+尿路変向手術“を、2020年7月からは”骨盤臓器脱に対するロボット支援仙骨膣固定術“を開始しております。2019年(1月~12月)には、これらのロボット支援手術を213例行いましたが、これは西日本の泌尿器科施設でもトップクラスの症例数でした。

2022年4月からは、腎癌に対するロボット支援根治的腎摘除術(RARN)、腎盂尿管癌に対するロボット支援腎尿管全摘術(RANU)も開始いたしました。当科では、現在保険適応になっている8つのすべてのロボット支援手術が施行可能になりました。

RALP:ロボット支援前立腺全摘術
RAPN:ロボット支援腎部分切除術
RARC:ロボット支援膀胱全摘術+尿路変向術
RSC:ロボット支援仙骨膣固定術
RAPP:ロボット支援腎盂形成術 

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年度別(4月~3月)JCHO九州病院泌尿器科のロボット手術件数の推移


新たな診療への取り組み

A.骨盤臓器脱に対するロボット支援仙骨膣固定(RSC)
B前立腺肥大に対する接触式経尿道的前立腺蒸散術(CVP
Cロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術+尿路変向術
D.ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術


A.骨盤臓器脱に対するロボット支援仙骨膣固定(RSC)

骨盤臓器脱(膀胱脱、子宮脱)に対する手術として、当院では経腟メッシュ手術(TVM)を行ってきました。手術時間は短いのですが、膣を切開する必要があるため、その欠点としてメッシュ露出の問題がありました。よって、低侵襲で縫合操作を確実に行うことができ、メッシュ露出が少ない、などの長所があるロボット支援仙骨膣固定術(RSC)を開始しております。 当院では、ロボット支援手術の経験はとても豊富(累計900例以上)で、ロボット支援装置の取り扱いには慣れており、泌尿器医として骨盤内臓器手術の経験は多く、RSC手術も安全に開始することができました。

また骨盤臓器脱(膀胱脱や子宮脱)の手術前後で、排尿状態が変わることもあるので、排尿障害がないかどうか、問診や排尿記録の記載、残尿エコー検査などで排尿状態をお聞きし、排尿障害がある場合は、膀胱尿道機能が評価できる尿流動態検査を、資格をもった排尿検査士が行っております。また検査と同時に、必要に応じて骨盤底筋体操や自己導尿指導なども、患者様に合わせて指導しております。このRSC手術に関して、相談されたい場合は泌尿器科外来までご連絡ください。

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B.前立腺肥大症に対する接触式前立腺レーザー治療(CVP)

前立腺肥大症への低侵襲手術として接触式前立腺レーザー治療(蒸散術:CVP)を2019年11月より開始しました。CVP手術は、前立腺の肥大組織に高熱を与え、組織中の水分や血液を一瞬で蒸発させ、組織を気化して消失させてしまう手術方法です。従来の前立腺肥大症手術と同等の効果を見込め、より安全性の高い低侵襲手術となります。手術時間や入院期間の短縮、より早期の社会復帰が可能です。 20191206_hinyoki


 
 
C.膀胱癌に対するロボット支援膀胱全摘術+尿路変向術

dabinti 最新のロボット手術支援装置であるダヴィンチXi

ロボット支援手術装置(ダヴィンチ)による、前立腺全摘術を2015年8月に開始しました。ロボット支援手術は、出血量はとても少なく、3D画像で特殊な鉗子を用いた手術で、従来の腹腔鏡手術より正確で精密な手術が可能です。  2018年6月から膀胱癌に対するロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術を開始し、2020年7月までに37名の方にこの手術を行いました。開腹術と比較し、手術時間も短く、出血は少なく、現在まで輸血を行った方はおりません。続けて行う尿路変向術についても、完全腔内(すべてロボット手術)で行っております。手術後の回復も早く、開腹術と比較し低侵襲な手術です。

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D.腎癌に対するロボット支援腎部分切除術
2016年4月から腎癌に対するロボット支援腎部分切除術を開始しました。従来の腹腔鏡手術では困難であった、腎上極の腫瘍や埋没型の腫瘍、腎臓の中心部分に近い腫瘍や、腫瘍径が4-7㎝の腫瘍に対しても、ロボット支援手術では腹腔鏡下の手術が可能となりました。当院では腎癌手術の76%をロボット支援手術で行っております(下記グラフ)。
 
hinyokika_02_20190416 ~九州病院泌尿器科における腎癌手術症例数~

診療実績

当科の手術症例数

  2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
副腎摘除術(副腎腫瘍)                
腹腔鏡手術 9 3 5 10 7 2 8 2
開腹手術 1 1 1 0 0 1 0 0
腎摘除術(腎癌等)                
腹腔鏡手術 27 19 19 11 9 10 7 14
開腹手術 1 3 2 5 7 10 7 1
腎部分切除術(腎癌等)                
腹腔鏡手術 10 10 1 0 0 0 0 0
開腹手術 16 7 1 0 0 0 0 0
ロボット手術     30 45 48 64 30 41
腎尿管全摘出術(腎盂尿管癌等)                
腹腔鏡手術 23 20 18 16 17 17 20 23
開腹手術 2 0 0 1 1 1 4 3
経尿道的膀胱腫瘍切除術(膀胱癌) 122 188 143 163 160 182 168 171
根治的膀胱摘徐術(膀胱癌)                
開腹手術 11 8 7 12 0 0 0 0
ロボット手術         17 13 20 14
膀胱部分切除術(膀胱癌) 3 0 2 0 0 0 1 0
尿路変向術                
回腸導管造設術 8 7 4 11 12 11 9 9
代用膀胱造設術 1 0 0 0 0 2 4 5
尿管皮膚瘻 2 1 3 1 4 1 5 1
根治的前立腺摘除術(前立腺癌)                
開腹術 51 19 0 0 0 0 0 0
ロボット手術   49 104 136 123 140 92 100
経尿道的前立腺切除術(前立腺肥大)                
TURP 5 4 2 3 8 2 1 5
TUEB(核出術) 17 21 9 41 23 15 1 1
CVP(蒸散術)           28 60 43
経皮的結石除去術(腎結石) 0 0 2 4 5 3 4 3
経尿道的結石除去術(膀胱・尿管腎結石) 82 101 85 94 100 110 115 87
体外衝撃波砕石術(腎・尿管結石) 25 27 51 51 47 33 50 19
骨盤臓器脱                
RSC(ロボット手術)             4 2
TVM(メッシュ手術) 8 3 4 5 7 4 1 0
尿失禁手術(TVT/TOT) 2 2 1 1 3 1 2 2
ロボット支援腎盂形成術(RAPP)               2
精巣固定術 1 1 9 3 0 1 4 2
VUR防止術 1 2 0 3 2 4 0 3
後腹膜腫瘍                
開腹術 3 1 4 1 2 4 2 2
腹腔鏡手術 3 1 3 1 2 4 1 1
前立腺生検 243 231 224 241 224 342 221 319
その他 181 197 154 185 222 258 260 253
                 
合計 858 926 888 1044 1050 1263 1101 1130

当科の論文・学会発表の業績

A 論文 (2014.1月以降)

・筒井顕郎、他:尿管ステント留置にて軽快した尿管坐骨孔ヘルニアの1例  西日本泌尿器科76:464-466.2014.
・松元 崇、他:腹腔鏡下根治的腎摘除後に肺水腫を来した1例   西日本泌尿器科 77:17-21.2015.
・長沼英和、他:腎盂絨毛癌の1例   泌尿器外科 28: 1709-1713.2015
・長沼英和、他:多発転移を有するXp11.2転座型進行腎細胞癌の1例   泌尿器外科 29: 423-427.2016
・長沼英和、他:当院における長径10mm以上の腎結石に対するTULの臨床的検討 泌尿器外科 30: 39-43. 2017
・筒井顕郎、他:骨転移が消失し膀胱全摘術を施行した2例   西日本泌尿器科 79:511-515. 2017
・辻田次郎、他:尿閉を契機に診断された前立腺導管腺癌の1例   西日本泌尿器科 80:9-12. 2018
・白石航一、他:ロボット支援根治的膀胱全摘術の尿路変向術式の変遷と周術期成績 西日本泌尿器科 82:565-569.2021


B 学会発表 (2021.7月以降)
名前 学会名 日時 演題名
原野 正彦 第309回日本泌尿器科学会福岡地方会 2022.02.05 JCHO九州病院泌尿器科における5年間の臨床手術統計(2017-2021)
筒井 顕郎 第309回日本泌尿器科学会福岡地方会 2022.02.05 JCHO九州病院泌尿器科におけるロボット支援手術1000例のまとめ
安達 拓未 第309回日本泌尿器科学会福岡地方会 2022.02.05 完全腔内回腸導管造設術(ICIC)における尿管腸管吻合術の比較~Nesbit法とWallace法~
福地 源司郎 日本泌尿器科学会福岡地方会第305回例会 2022.02.05 JCHO九州病院泌尿器科における転移性腎癌に対するNivolumabの治療成績
児浦 未季史 第309回日本泌尿器科学会福岡地方会 2022.02.05 JCHO九州病院泌尿器科における進行尿路上皮癌に対するPembrolizumabの治療成績
佐藤 嘉晃 第309回日本泌尿器科学会福岡地方会 2022.02.05td> JCHO九州病院泌尿器科における進行腎癌に対するIpilimumab+Nivolumab併用療法の初期経験
福地 源司郎 第308回日本泌尿器科学会福岡地方会 2021.07.24 心不全のあるT1b腎癌症例に対しIABP下にRAPN行った症例
児浦 未季史 第308回日本泌尿器科学会福岡地方会 2021.07.24 IVC腫瘍進展、膵臓・左副腎直接浸潤をきたした症例に対し、拡大切除(根治的さ腎摘除、膵尾部左副腎合併切除、IVC腫瘍側線摘除)を行った症例
佐藤 嘉晃 第308回日本泌尿器科学会福岡地方会 2021.07.24 腎切石術既往のあるT1b腎癌症例に対しRAPNを行えた症例

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医師の外来スケジュール

医師の外来スケジュールは、泌尿器科外来担当医のページをご覧ください。


スタッフの紹介

202104haarno 医師名 原野 正彦
役職 診療部長
専門分野 泌尿器外科手術、腹腔鏡手術、エンドウロロジー、泌尿器癌治療、尿路結石
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医 ダヴィンチ手術術者資格 ロボット手術認定医 医学博士
出身校名 高知医科大学(平成5年卒)
202104tsutsui 医師名 筒井 顕郎
役職 医師
専門分野 小児泌尿器科、泌尿器外科手術、腹腔鏡手術、エンドウロロジー、泌尿器癌治療、尿路結石
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医 泌尿器腹腔鏡技術認定医 ダヴィンチ手術術者資格 ロボット手術認定医
出身校名 九州大学(平成14年卒)
adachitakumi 医師名 安達 拓未
役職 医師
専門分野 女性泌尿器科、泌尿器外科手術、腹腔鏡手術、エンドウロロジー、泌尿器癌治療、尿路結石
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医 泌尿器腹腔鏡技術認定医 ダヴィンチ手術術者資格 ロボット手術認定医
出身校名 九州大学(平成17年卒)
202104hukuchi 医師名 福地 源司郎
役職 医師
専門分野  
資格  
出身校名 佐賀大学(平成28年卒)
202104koura 医師名 児浦 未季史
役職 医師
専門分野  
資格  
出身校名 熊本大学(平成29年卒)
202205yanai 医師名 柳井 健二
役職 医師
出身校名 久留米大学(平成29年卒)

(最終更新日:2022年8月3日)

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