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泌尿器科

診療の特徴や詳細情報はこちら

泌尿器科の紹介

当科は九州大学泌尿器科から派遣された6名のスタッフによる診療体制をとっています。迅速かつ的確な診断をモットーに、患者様にわかりやすいように、治療方針の説明はパンフレットなどを用いて行っています。排尿障害(前立腺肥大症、過活動膀胱、尿失禁など)、尿路性器癌(腎癌・腎盂尿管癌・膀胱癌、前立腺癌、精巣癌)、尿路結石、女性泌尿器科(尿失禁・骨盤臓器脱)、小児性器奇形に対してそれぞれ専門とする医師がおります。また、腎・副腎腫瘍に対する腹腔鏡下手術、小径腎癌に対する腎部分切除術、膀胱摘出後の代用膀胱造設術、骨盤臓器脱に対するメッシュ修復術(TVM)、尿路結石に対するホルミウムレーザーによる砕石術(fTUL)などの先進的で低侵襲な治療を行っています。
2015年8月からは、最新のロボット手術支援装置である”da Vinci Xiを用いた、限局性前立腺癌に対するロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術を開始し、2018年3月までに290名の方に行いました。また、2016年4月からは、"腎癌に対するロボット支援腎部分切除術“開始し、2018年3月までに75名の方に同手術を行いました。
前立腺癌手術後の連携パスも2014年8月から開始しております。泌尿器専門医はもちろんのこと、紹介していただいた泌尿器科専門外の医師との診療連携も円滑に行える体制をとっております。当院は、腎癌、前立腺癌、膀胱癌、腎盂尿管癌などの泌尿器癌手術、腎尿管結石に対する細径尿管鏡を用いたレーザー砕石術では、DPCデータによると、福岡県内でも手術症例数の多い施設となっております。

新たな診療への取り組み

  1. A. ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術
  2. B. ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術
  3. C. 尿流動態検査(プレッシャーフロースタディ)
 

A. 最新機種ダヴィンチXiを用いたロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術の開始

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        最新のロボット手術支援装置であるダヴィンチXi

ロボット支援手術装置(ダヴィンチ)は、2012年に前立腺癌に対する前立腺全摘術で保険に適応となり、急速に広がりました。ロボット支援手術は、腹腔鏡手術であり、出血量はとても少なく、創も小さなため手術後の痛みも少ない事が特徴です。また、3D画像で多関節鉗子を用いた手術になりますので、従来の腹腔鏡手術より、より正確で精密な手術が可能となります。

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            当院のロボットチーム

当院でも2015年7月に、第4世代機種である“da Vinci Xi”を導入いたしました。泌尿器科医師、手術室看護師、臨床工学士によるロボット手術チームを立ち上げ、医師3名がロボット手術認定医を取得しました。同8月からは実際に前立腺癌に対する、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術を開始しました。これからも患者様にとって負担の少ない手術に取り組みたいと思います。ロボット支援手術に関する問い合わせは、泌尿器科外来までご連絡ください。

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                     実際の手術の様子

B. ダヴィンチXiを用いた腎癌に対するロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術の開始 

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2016年4月から腎癌に対するロボット支援手術が、施設基準を満たした施設のみ保険適応で手術を行えることになりました。当院でもこの手術を開始し、2016年9月からは施設基準を満たしたため、保険適応でこのロボット支援腎部分切除術が行えるようになりました。従来の腹腔鏡手術では困難であった、腎上極の腫瘍や埋没型の腫瘍、腎臓の中心部分に近い腫瘍や、腫瘍径が4-7㎝の腫瘍に対しても、ロボット支援手術では腹腔鏡下の手術が可能となりました。

C. 排尿障害に対する尿流動態検査(Pressure Flow Urodynamic Study 

泌尿器科外来では、排尿障害(頻尿、夜間頻尿、尿勢低下、尿失禁、残尿感など)を理由に外来受診される方はとても多いです。その原因は、膀胱機能に問題があったり、前立腺肥大など尿道に問題があったり様々です。
問診や排尿記録の記載、残尿エコー検査などで原因を究明しますが、それだけでは原因がよくわからないこともあります。また、前立腺癌や前立腺肥大の手術、尿失禁や骨盤臓器脱(膀胱脱や子宮脱)の手術前後で、排尿の状態が変わることもあります。
そのような方に対して、膀胱尿道機能、尿道の閉塞程度の確認ができる尿流動態検査を、専任の排尿検査士が行っております。また検査と同時に、必要に応じて骨盤底筋体操や自己導尿指導なども、患者様に合わせて指導しております。排尿に関してお困りのことがありましたら、泌尿器科外来にお問い合わせください。

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当科の手術症例数

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017
副腎摘除術(副腎腫瘍)
腹腔鏡手術 0 6 1 8 6 4 6 9 3 5 10
開腹手術 0 1 0 0 2 0 0 1 0 1 0
腎摘除術(腎癌等)
腹腔鏡手術 0 8 11 18 9 24 21 27 19 19 11
開腹手術 20 5 14 6 9 7 1 1 3 2 5
自家腎移植 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
腎部分切除術(腎癌等)
腹腔鏡手術 0 1 1 1 0 4 8 10 10 1 0
開腹手術 1 9 7 7 18 10 8 16 7 1 0
ロボット手術 30 45
腎尿管全摘出術(腎盂尿管癌等)
腹腔鏡手術 0 6 12 8 11 8 9 23 20 18 16
開腹手術 4 3 3 3 0 1 4 2 0 0 1
経尿道的膀胱腫瘍切除術(膀胱癌) 74 87 94 108 114 138 144 122 188 143 163
根治的膀胱摘除術(膀胱癌) 4 5 3 10 11 8 13 11 8 7 12
膀胱部分切除術(膀胱癌) 1 0 0 1 3 0 2 0
尿路変向術
回腸導管造設術 3 4 1 7 13 6 10 8 7 4 11
代用膀胱造設術 0 1 0 2 1 3 3 1 0 0 0
尿管皮膚瘻 1 0 2 2 1 0 0 2 1 3 1
根治的前立腺摘除術(前立腺癌)
開腹術 4 16 18 47 51 41 57 51 19 0 0
ロボット手術 49 104 136
経尿道的前立腺切除術(前立腺肥大)
TURP 17 21 8 4 5 3 8 5 4 2 3
TUEB(核出術) 0 2 24 30 8 22 30 17 21 9 41
経皮的結石除去術(腎結石) 0 1 3 2 1 3 0 0 0 2 4
経尿道的結石除去術(膀胱・尿管腎結石) 0 1 23 69 61 97 109 82 101 85 94
体外衝撃波砕石術(腎・尿管結石) 118 107 62 32 51 60 51 25 27 51 51
骨盤臓器脱
TVM(メッシュ手術) 0 2 11 12 14 18 11 8 3 4 5
前壁縫縮 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
尿失禁手術(TVT/TOT) 2 4 5 6 6 2 1 2 2 1 1
精巣固定術 4 4 5 0 5 1 1 1 1 9 3
VUR防止術 2 0 2 0 0 0 0 1 2 0 3
後腹膜腫瘍
開腹術 3 1 4 1
腹腔鏡手術 3 1 3 1
前立腺生検 79 150 170 204 222 218 255 243 231 224 241
その他 61 65 85 116 82 127 126 181 197 154 185
合計 400 509 566 678 701 805 877 858 926 888 1044
 

当科の論文学会発表の業績(2015.1月以降のみ)

A 論文 (2014.1月以降のみ) 
・筒井顕郎、他:尿管ステント留置にて軽快した尿管坐骨孔ヘルニアの1例
西日本泌尿器科76:464-466.2014.
・松元 崇、他:腹腔鏡下根治的腎摘除後に肺水腫を来した1例
西日本泌尿器科 77:17-21.2015.
・長沼英和、他:腎盂絨毛癌の1例
泌尿器外科 28: 1709-1713.2015
・長沼英和、他:多発転移を有するXp11.2転座型進行腎細胞癌の1例
泌尿器外科 29: 423-427.2016
・長沼英和、他:当院における長径10mm以上の腎結石に対するTULの
臨床的検討
泌尿器外科 30: 39-43. 2017
・筒井顕郎、他:骨転移が消失し膀胱全摘術を施行した2例
西日本泌尿器科 79: 511-515. 2017
・辻田次郎、他:尿閉を契機に診断された前立腺導管腺癌の1例
西日本泌尿器科 80: 9-12. 2018
B 学会発表 (2017.1月以降のみ)
名前 学会名 日時 演題名 開催都市
辻田次郎 第299回日本泌尿器科学会福岡地方会 2017.02.04 Cisplatin不適合症例に対するGemcitabin/Carboplatin療法の治療経験 北九州市
待鳥亜沙子 第299回日本泌尿器科学会福岡地方会 2017.02.04 RALP後の尿失禁に対する排尿機能検査士の関わり 北九州市
筒井顕郎 第105回日本泌尿器科学会総会 2017.04.21 ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術後早期の尿禁制となる因子の検討 鹿児島市
安達拓未 第105回日本泌尿器科学会総会 2017.04.21 JCHO九州病院におけるロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術の初期経験 鹿児島市
牟田口淳 第30回北九州泌尿器病理研究会 2017.06.06 Birt-Hogg-Dube(BHD)症候群が疑われた腎癌の症例 北九州市
安達拓未 第300回日本泌尿器科学会福岡地方会 2017.07.22 前立腺体積がRALPに与える影響は? 福岡市
永川祥平 第300回日本泌尿器科学会福岡地方会 2017.07.22 JCHO九州病院における進行腎癌に対するPazopanib治療の検討 福岡市
牟田口淳 第300回日本泌尿器科学会福岡地方会 2017.07.22 腎盂尿管癌症例に対する尿管鏡検査は必要か 福岡市
井上智博 第300回日本泌尿器科学会福岡地方会 2017.07.22 JCHO九州病院泌尿器科における他科合同手術について 福岡市
安達拓未 第82回日本泌尿器科学会 東部総会 2017.09.17 ロボット支援前立腺全摘術における神経温存と術後尿禁制についての検討 東京都
永川祥平 第82回日本泌尿器科学会 東部総会 2017.09.18 前立腺体積が50gを超えるRALP症例の検討 東京都
牟田口淳 第55回日本癌治療学会学術集会 2017.10.20 画像上T3前立腺癌に対するロボット支援前立腺全摘術の検討 横浜市
筒井顕郎 第69回西日本泌尿器科学会総会 2017.11.10 当院におけるTUEB(Transurethral enucleation with bipolar)前後の排尿機能評価 大分市
牟田口淳 第69回西日本泌尿器科学会総会 2017.11.11 尿細胞診class3以上におけるランダム生検の有用性の検討 大分市
原野正彦 第148回八幡成人病懇話会 2017.11.14 泌尿器腹腔鏡手術の進歩~ロボット支援手術について~ 北九州市
安達拓未 第31回日本泌尿器内視鏡学会総会 2017.11.16 当院におけるTULおよびESWLの臨床的検討 徳島市
井上智博 第31回日本泌尿器内視鏡学会総会 2017.11.16 RENAL nephrometry scoreとロボット支援腎部分切除症例の周術期成績の検討 徳島市
原野正彦 第15回北九州内視鏡手術手技研究会 2017.11.21 JCHO九州病院泌尿器科におけるロボット手術の現状 北九州市
筒井顕郎 第67回日本泌尿器科学会中部総会 2017.11.25 UDS (urodynamic study)を用いたロボット支援前立腺全摘術(RALP)前後での膀胱機能変化の検討 大阪市
永川祥平 第67回日本泌尿器科学会中部総会 2017.11.26 後腹膜到達法によるRALP症例の検討~経腹膜到達法との比較~ 大阪市
井上智博 第89回日本泌尿器科学会宮崎地方会 2018.01.20 ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術の周術期成績に関する検討 宮崎市
筒井顕郎 北九州腎がんセミナー 2018.01.30 当院におけるロボット支援腎部分切除術(RAPN)の経験 北九州市
安達拓未 第301回日本泌尿器科学会福岡地方会 2018.02.24 BPHに伴う二次性VURに対して膀胱拡大術と膀胱尿管新吻合を施行した一例 久留米市
永川祥平 第301回日本泌尿器科学会福岡地方会 2018.02.24 肝合併切除を伴った副腎皮質癌の1例 久留米市
牟田口淳 第301回日本泌尿器科学会福岡地方会 2018.02.24 所属リンパ節に同一病変を認めた腎血管筋脂肪腫の1例 久留米市
井上智博 第301回日本泌尿器科学会福岡地方会 2018.02.24 Martiusフラップにて膀胱膣瘻閉鎖術を行った一例 久留米市
 

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医師の外来スケジュール

医師の外来スケジュールは、泌尿器科外来担当医のページをご覧ください。

スタッフの紹介

harano.jpg 医師名 原野 正彦
役職 診療部長
専門分野 泌尿器外科手術、腹腔鏡手術、エンドウロロジー、泌尿器癌治療、尿路結石、腎移植
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医
ロボット手術認定医
医学博士
出身校名 高知医科大学(平成5年卒)
tsutsui1504 医師名 筒井 顕郎
役職 医師
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
ダヴィンチ手術術者資格
ロボット手術認定医
出身校名 九州大学(平成14年卒)
1506adachitakumi 医師名 安達 拓未
役職 医師
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
ロボット手術認定医
出身校名 九州大学(平成17年卒)
医師名 佐藤 暢晃
役職 医師
出身校名 九州大学(平成24年卒)
医師名 永富 裕子
役職 レジデント
出身校名 長崎大学(平成26年卒)
医師名 白石 航一
役職 レジデント
出身校名 鹿児島大学(平成27年卒)
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