7階南病棟
病棟の概要 | 看護の特徴 | スタッフからのメッセージ | 学生さんへのメッセージ
病棟の概要
当病棟は、上部消化管、下部消化管、肝臓、胆嚢、膵臓、乳腺を主とする外科病棟です。病棟から手術に出る件数は、年間700件以上で、以前は、開腹していた手術も、鏡視下手術が半数を占めるようになりました。術前・術後を通し毎日、外科の回診を行い患者さんの状態の把握に努めています。また、人工肛門を造設された方の、退院後のフォローのため、外科外来と協力し毎週金曜日にストーマ外来を開いています。
主な疾患
食道から直腸・肛門、肝臓、胆嚢、膵臓の消化器疾患、ヘルニア、乳腺
看護の特徴
急性期外科病棟で、周手術期看護を主に行っています。外来と連携して手術前オリエンテーションの充実を図り、安心して手術に望めるよう心がけています。術後は、感染防止と疼痛軽減に努め、リハビリテーションの技師と協力して早期離床を促し、合併症の予防とADLの拡大を図っています。ストーマ造設時には、入院中から退院後のフォローまで皮膚・排泄ケア認定看護師と連携して患者、家族の方々が安心して日常生活が送れるように親身になって指導やアドバイスを行っています。
がんの患者さんの手術後の化学療法は、がん専門看護師、内科病棟等と連携を行い治療がスムーズに継続できるように配慮しています。高齢の患者も多いため、認知症看護認定看護師を中心に認知症者のケアにも力を入れています。また、ターミナル期においては、緩和ケアチーム、NSTチーム等と連携を行い、患者のQOLの向上に努めています。さらに地域連携室とも積極的に連携を行い、早期の社会復帰の支援も行っています。