総合診療部
総合診療部の紹介
初期研修医の卒後研修を担当する部門です。「総合診療部」の目的は、初期研修医の皆さんが将来に向けてステップアップするための研修プログラムを提供することです。初期研修の2年間は、志望科によらず幅広い分野で多くの症例を経験して、医師としての基礎づくりをすることが極めて重要です。当院は多くの診療科が地域医療を支えており、急患対応から慢性疾患の診療まで、バランスよく幅広い経験を積むことができます。
診療科の特徴
当院は全国に20ある政令指定都市のひとつである北九州市に位置していて、人口約48万人を擁する北九州西部地域(八幡西区、若松区、遠賀郡、中間市、鞍手町、直方市)の救急医療、高度医療を支える基幹施設です。当院の特長として、まず第一に救急医療の拠点病院であることが挙げられます。救急車の受け入れ台数は県内で第4位(2020年上半期)、救急車以外にも地域の医療機関からの急患診療の依頼が多いのが特長です。第二に、アクティビティの高い専門科が揃っていることがあげられます。特に、がん診療(手術、化学療法、骨髄・造血幹細胞移植、緩和ケア)、循環器診療(乳幼児から超高齢者まで対象としたカテーテル治療・開心術)、周産期医療(地域周産期センター指定)、新生児を含む小児医療は高度先進医療を提供して、地域医療を支えています。
初期研修プログラムについて
1年次は必修科のうち、内科、救急、麻酔科、外科を原則としてローテートします。2年次に産婦人科、緩和ケア科、地域医療、精神科で研修します。当院の初期臨床研修プログラムには、必修科目として緩和ケア科が含まれており、全国的にもユニークなプログラムになっています。また自由選択期間は28週あり、初期研修医が自由にローテートする診療科を選ぶことができます。実際の研修では、60名を超える各学会認定専門医が指導に当たります。また厚生労働省認定指導医は46名在籍していて、さらに専攻医(後期研修医)も屋根瓦方式として主治医団に加わり、初期研修医と協力して研鑽に努めます。
<詳しい初期研修プログラムはこちら>
スタッフの紹介
救急科・総合診療部のスタッフ
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医師名 |
山口 健也 |
役職 |
緩和ケア科医長 |
専門分野 |
緩和ケア
プライマリ・ケア |
資格 |
日本緩和医療学会専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
日本内科学会認定医・指導医
日本病院総合診療医学会認定医・特任指導医
日本専門医機構総合診療領域特任指導医
臨床研修指導医
臨床研修協議会プログラム責任者養成講習会修了
公認心理師 |
出身校名 |
自治医科大学(平成22年卒) |
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医師名 |
柏原 宗一郎 |
役職 |
医師 |
専門分野 |
循環器内科 |
資格 |
内科認定医 |
出身校名 |
九州大学(平成25年卒) |
総合診療部のスタッフ
(最終更新日:2023年4月3日)