- 医療連携登録医 募集要綱
- 開放型病床の共同利用について
- 医療機器等利用型の共同利用について
- 研修会参加型の共同利用について
- 開放型病床等に関する規定と運営要領
- 指導員派遣型の共同利用について
- 医療連携登録医申請書→こちら
- 医療連携登録医内容変更・登録解消届→こちら
医療連携登録医 募集要綱
九州病院は、地域等の医療機関の医療従事者に開放型病床をはじめ、施設、設備、医療機器等を診療及び研修を目的とした利用のために開放し、地域等の医療機関との連携の推進及び地域の医療従事者の相互研鑽を図ることを目指しています。 登録医として、当院の施設等を共同利用を利用する場合は、原則として、事前に登録が必要となります。下記により、多数のご応募をお待ちしております。
(1)登録名
医療機関名をもって登録します。
(2)登録の対象
北九州地区保健医療圏の医療機関及び当院と医療連携を行っている医療機関の医師とします。
(3)登録の申請
登録医として、当院の施設等の共同利用を希望される方は、『九州病院施設等 共同利用登録医申請書』により申請してください。郵送、FAX、Eメールにより受け付けます。 ※申請用紙は、ご連絡いただければ郵送させていただきます。また、ホームページから、ダウンロードにより入手することもできます。応募の締め切りはありません。随時募集しています。
(4)登録医の認証
登録が認証されますと登録医療機関名簿に医療機関名、医師名を登録し、登録された医師には、『九州病院施設等共同利用登録医証』を送付するとともに登録された医師の名札を作成いたします。 なお、登録医の名札は当院で保管し、当院施設等を共同利用される際にお渡しします。
(5)登録有効期間
登録の有効期間は登録日から、登録日の属する年度の3月31日までとしますが、特別の事情がない限り翌年度以降も毎年更新するものとします。
(6)登録内容の変更及び辞退
登録内容の変更または登録を辞退する場合は、その旨を届け出てください。郵送、FAX、Eメールにより受け付けます。
(7)登録医の身分及び活動
登録医となった医師は、病院の組織には属しませんが、次のような活動ができます。
- 開放型病床に入院した患者を当院担当医と共同での診療
- 当該患者の診療情報の閲覧
- 当該患者の診療のために、病院の設備、機器等の利用
- 臨床検討会への参加
- 図書室、その他の院内施設の利用
- 当院地域連携室における医療福祉コーディネーションの利用
(8) 登録医の遵守事項
当院の施設等の共同利用制度を利用する登録医は、次の事項を遵守していただきます。
- 利用にあたっての日程調整等について (1) 当院担当医(または当院画像センター受付)と直接調整しての利用 (2) 当院地域連携室(以下「地域連携室」という。)を経て調整しての利用
- 登録医の白衣は当院がご用意します。なお、登録医が持参されたものを着用されても結構です。
- 当院で活動する間は、当院が発行する名札の着用
- 当院で閲覧した、知り得た診療情報については、プライバシーの保護に関する当院の規程の遵守及び診療目的以外の利用の禁止
- 当院におけるその他の諸規程の遵守
(9)報酬等
登録医に対して当院から報酬等は支給いたしません。ただし、 この制度の利用にあたって事故等が発生した場合は、別途協議の上対応します。なお、開放型病床共同診療においては、所定の手続き(※1)を経ると、診療報酬点数上の請求(※2)が可能となります。
(10)その他
各共同利用の詳細については、別途各規程を参照してください。 ※1 実績に基づき、翌月に社会保険事務局に申請(医師会の合意書添付)、翌々月に算定可能 ※2 紹介もと350点、紹介先(当院)220点(患者一人1日につき1回、共同指導した場合に限る) ※ 外部医師が直接手術等を行う場合は、別途応援医師制度をご利用ください。 当院の地域医療支援病院連携登録医は、次の施設等の共同利用が可能となります。
開放型病床の共同利用について
1.開放型病床診療
地域医療機関からご紹介をいただき、入院した患者の診療について、紹介医(かかりつけ医)と当院担当医が共同して、当該患者の診察、検査、処置または指導を行うもので、退院後の「かかりつけ医」による診療が、円滑に行われ、当該患者に対してより良い医療の提供を目指すものです。
2.共同利用病床
共同利用のための開放型病床として、当院では5床を利用することができます。当該患者の病態に応じ、該当する診療科の主たる病棟で対応いたします。
3.利用時間
共同利用を利用する場合の利用できる時間は、次のとおりです。
- 当院診療日の診療時間内に利用する場合は、診療時間内に地域連携室を通して当院担当医と事前調整後に登録医に連絡することになります。
- 当院診療日の診療時間外または休診日に利用する場合は、診療時間内に地域連携室を通して当院担当医と事前調整後に診療日の時間内に登録医に連絡することになります。
4.共同利用の事前調整
紹介入院となった患者に対して当該共同利用を行おうとする登録医は、その内容についてあらかじめ当院担当医と調整していただくことになります。
5.共同利用後の報告
共同利用を行った登録医は、当該行った日の共同利用終了後に『共同診療実施記録』に必要事項を記入していただきます。
医療機器等利用型の共同利用について
1. 医療機器等利用型
地域等の医療機関から検査目的で紹介された患者の検査について、かかりつけ医と当院担当医が共同して医療機器等を利用した検査を行うもので、検査後の「かかりつけ医」による診療が円滑に行われ、当該患者に対してより良い医療の提供を目指すものです。
2.共同利用対象医療機器
共同利用として優先利用できる医療機器は、次のとおりです。※ 機器の性能等については、別途ご確認ください。
- コンピュータ-断層撮影装置(CT)
64列、16列の2台を保有。諸臓器や冠動脈等の血管系の3D画像を提供できます。 - 磁気共鳴コンピューター断層撮影装置(MRI)
3T、1.5Tの 2台を保有。超急性期脳梗塞の検出が可能です。また、精細な血管造影(MRA)ができます。 - 核医学診断装置(RI)
癌の骨転移の早期検出や心筋の壊死範囲の特定ができます。 - マンモグラフィー
2台を保有。乳房検診や乳癌の精密検査に対応できます。 - その他当院院長が認めた機器等
3.利用時間
共同利用を利用する場合の時間帯は、病院診療日の診療時間内とします。
4.利用方法
当該共同利用の方法は、次のとおりとします。
- 当院の担当医に検査及び読影診断までお任せください。 検査の申し込みは地域連携室で受付をしていますので予約をお願いいたします。
- 予約の調整 共同利用を依頼する登録医は、当院担当医と事前調整を行った後、当該利用する医療機器の検査予約は地域連携室で受付をいたします。
研修会参加型の共同利用について
1.研修会参加型
当院が行う研修、研究活動を地域等の医療機関の医療従事者に開放し、相互研鑚を図るもので、共同して研修・研究を進め地域の医療の質の向上を目指すものです。
2.対象研修会等
当院において地域等の医療機関の医療従事者の資質向上を図るため、企画実施する研修会、研究会等として、適宜各医療機関へ広報します。参加のための事前登録は不要です。随時ご参加ください。
3.利用時の手続
当該共同利用による研修会等に参加する地域等の医療従事者は、研修会等の会場において参加者名簿に必要事項を記入してください。
指導員派遣型の共同利用について
1.対象教育、指導等の内容
当院職員が指導員として、地域等の医療機関の医療従事者の資質向上を図るため企画実施する教育、指導等の内容については、適宜各医療機関へ広報します。 院内で実施する場合と、院外で実施する場合があります。
2.指導員派遣
地域の医療機関の要望に応じて、当院職員が指導員として、医療技術の向上に向け、地域等の医療機関の医療従事者のために、教育、指導等を行い、共同で地域の医療の質の向上を目指すものです。
3.利用時の手続
参加のための事前登録は不要です。随時ご参加ください。 当該教育、指導等に参加する地域等の医療従事者は、実施会場において参加者名簿に必要事項を記入してください。
お問い合わせ先 九州病院『医療連携登録医』に関する申請、利用等についてすべてのお問い合わせは、九州病院医療支援部へご連絡ください。
TEL:フリーダイヤル0120-489-788
FAX:フリーダイヤル0120-229-822
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