☆★☆ 低侵襲ロボット支援手術導入 ☆★☆

【北九州市で初のロボット支援手術を開始】

ロボット支援下低侵襲外科手術の分野で世界をリードしているインテュイティブサージカル社の最新モデル「da Vinci Xi サージカルシステム」を当病院で導入いたしました。

ダビンチは従来の腹腔鏡手術と同じようにいくつかの小さな切開部を作り、外科医の操作に従って内視鏡やインストゥルメント(メス・鉗子)を動かして手術を行う手術支援ロボットで、保険適用の前立腺がんの手術で使用される予定です。

ダビンチによる手術に関する研究では、開腹手術に比べて、以下の利点があることが示されています。davinci
・入院期間が短い
・出血量が少ない
・合併症が少ない
・回復が早い
・切開部が小さい
・傷痕を最小限に抑えられる

最新モデル「ダビンチXiサージカルシステム」の特長
1)アクセス性・操作性の大幅な向上を実現
ダビンチ Xi システムは、新しいオーバーヘッド・インストゥルメント・アーム構造が採用され、腹部および胸部における手術部位へのさまざまな角度からのアクセスが容易になりました。一段と細径化したロボットアームと新デザインの関節により、患者様との距離を最適化しながら、より大きな可動域を実現。また、インストゥルメントのシャフトも延長され、到達域も拡大しています。

2)より高画質な3D-HD画像と内視鏡が視野展開の多様化を確保
内視鏡に新たなデジタル構造を採用し、カメラヘッドを一体化したシンプルでコンパクトなデザインでありながら、画質と操作性の向上を達成しました。また、今までは専用アームのみに装着可能であった内視鏡が、すべてのアームに装着できるようになり、より柔軟で広範囲に術野展開することが可能になりました。