薬剤部

診療・各部門

薬剤部の紹介

2024年4月現在、薬剤師33名、薬剤助手8名の計41名が薬剤部の陣容です。

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お薬相談室・夜間調剤室入口
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夜間調剤室

理念と特長

薬剤部の理念

「病める人」の立場に立って最適・最良の薬剤管理を行い、日々薬学的専門性を高める努力を行い、安全で有効な薬物療法に貢献します。

薬剤部の基本方針
  1. 病棟薬剤業務および薬剤管理指導の拡大・充実を図り、医薬品の適正使用を促進します
  2. より良い治験を実施し、病院経営にも貢献するとともに、将来を見越した人材育成に努めます。
  3. チーム医療への参画を推進し、薬剤師が介入することにより得られた成果を、学会・論文などでアピールします。
  4. 医師会や薬剤師会など地域の多職種との連携を強化し、地域医療へ薬剤師が貢献します。
  5. 働きやすい環境づくりのためにお互いが笑顔でコミュニケーションを取り合います。
特長

全病棟に担当薬剤師を配置しており、薬学的知識を活かした医師への処方提案、薬剤管理指導、薬害防止など、医療チームの一員として活動しています。また、各種学会などの認定資格を有する薬剤師が多く在籍しています。

主な業務内容

①  院外処方箋の発行

2003年6月より院外処方箋を全面発行しています。(院外処方箋発行率:約95%)
薬剤部は、保険薬局からの疑義照会の窓口となり、病院と保険薬局との連携を保ち患者サービスに努めています。また、2017年1月より検査値付き処方箋の発行を開始し、より有効で安全な薬物治療につなげています。

②  保険薬局との連携

がん薬物療法に関する専門的な知識をもつ薬剤師が、抗がん薬の副作用や対策、日常生活での注意点を説明しています。さらに、副作用の評価を行い、保険薬局へ情報を提供し、地域で連携して安全で質の高い外来がん化学療法を行えるよう支援しています。
また、重症児・医療的ケア児の在宅移行へのリソースとして保険薬局と連携することで、在宅での不安が少ない家族支援を行っています。

③  入院患者さんを中心としたチーム医療の推進

専門性を活かし、NST(栄養サポートチーム)、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)、褥瘡対策チーム、認知症ケアチーム、呼吸サポートチーム、嚥下サポートチーム、がんサポートチーム、透析回診などに参加し、チーム医療の一員として活動しています。2020年にはポリファーマシー改善のための処方見直しチーム(CMR)を立ち上げ、薬物療法の変化などについて、地域の保険薬局へ情報提供を行っています。薬剤師を全病棟に配置し、入院時の持参薬チェックから服薬説明を中心とした薬剤管理指導業務、病棟での医薬品管理、退院時服薬説明まで一連の薬物療法に携わっています。入退院センターでは、入院前の服用薬確認及び手術や検査前の中止薬の確認から説明までを行っています。2022年11月からは手術室に薬剤師を配置し、術前・術中・術後の周術期の薬学的管理を行い、医療安全の向上に貢献しています。

④  医薬品情報の収集と医療スタッフへの情報提供

医薬品を適正に使用するため、薬の作用、副作用、相互作用などの情報を収集しています。医療スタッフから薬剤部への医薬品に関する質問と回答をデータベースで管理し、迅速に情報提供できる体制を整備しています。

⑤  治験(薬の臨床研究)の適正実施

治験支援センターを設置し、院内治験コーディネーター(CRC)を配置することで、治験が適正に、かつ患者さんが安心して治験に協力いただけるように支援しています。

⑥  時間外・休日の交代勤務

時間外・休日の当直体制を交代勤務での薬剤業務体制へ変更することで、救急医療及び急性期医療を支えています。

地域連携

がん化学療法レジメンについて(更新中)

薬剤部長

2021.4yakuzaibutyouphoto 氏名 小倉 秀美
役職 薬剤部長
資格 臨床栄養代謝専門療法士(周術期・救急集中治療) , 周術期管理チーム薬剤師 他

薬剤部の認定・資格取得状況

《学会認定》

栄養サポートチーム専門療養士(日本静脈経腸栄養学会)

臨床栄養代謝専門療法士[周術期・救急集中治療専門療法士](日本臨床栄養代謝学会)

抗菌化学療法認定薬剤師(日本化学療法学会)

がん専門薬剤師(日本医療薬学会)

外来がん治療専門薬剤師(日本臨床腫瘍薬学会)

緩和薬物療法認定薬剤師(日本緩和医療薬学会)

麻薬教育認定薬剤師(日本緩和医療薬学会)

心臓リハビリテーション指導士(日本心臓リハビリテーション学会)

心不全療法指導士(日本循環器学会)

老年薬学認定薬剤師(日本老年薬学会)

周術期管理チーム薬剤師(日本麻酔科学会)

PhDLSインストラクター(日本災害医学会)

認定CRC(日本臨床薬理学会)

 

《その他機関・機構による認定》

感染制御専門薬剤師(日本病院薬剤師会)

感染制御認定薬剤師(日本病院薬剤師会)

がん薬物療法認定薬剤師(日本病院薬剤師会)

日病薬病院薬学認定薬剤師(日本病院薬剤師会)

小児薬物療法認定薬剤師(日本薬剤師研修センター)

漢方薬・生薬認定薬剤師(日本薬剤師研修センター)

日本糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導士認定機構)

医療対話推進者(日本医療機能評価機構)

《学生指導薬剤師》

認定実務実習指導薬剤師(日本薬剤師研修センター)

(2024年4月現在)