呼吸サポートチーム

診療・各部門

栄養管理室

RST(Respiratory Support Team:呼吸サポートチーム)とは

 RST(呼吸サポートチーム)とは、呼吸器ケアを要する患者さんが安全で質の高いケアを受けられるよう支援するチームのことです。RSTメンバーは医師、看護師、臨床工学士、理学療法士、薬剤師等の多職種で構成され、各々の専門的視点から意見を出し合うことで、人工呼吸器を装着している患者さんが安全で有効な呼吸器管理のもと治療をうけられるよう多角的視点から支援しています。

当院のRSTは多職種回診の開始以降10年が経ちます。活動内容も次第に広がり、現在では週1回のラウンドの他に、院内学習会の開催、臨床工学室や医療安全管理室など各部門との連携を通じて人工呼吸器の適正使用の推進も行なっています。 

主な活動内容

・定期的な院内ラウンド
・部会の定期開催
・院内学習会の開催
・院内での広報活動
・各種マニュアルの作成・改訂  

1. ラウンド(毎週水曜日14時から)

非侵襲的人工呼吸(NPPV)を含む人工呼吸器を装着している患者さんが対象。
病棟看護師や主治医らと連携し患者さんの状況把握に努め、ケア内容を提案しています。
令和5年度の回診患者延べ人数は238人(ICU:61人、HCU・一般病棟:168人)でした。

RSTラウンドメンバー構成

医師3名、看護師3名、臨床工学士15名、理学療法士7名、薬剤師3名
 *院内感染対策チームや院内医療安全管理委員会のメンバーも適宜参加しています

ラウンド状況

R3年度 R4年度 R5年度
呼吸管理症例 206例 247例 191例
IPPV
平均管理日数
198例
5.9日
234例
8.1日
180例
5.7日
NPPV 8例 13例 11例
ラウンド回数 延べ患者数 / 年 20回 67名 47回 304名 50回 238名

 IPPV : 侵襲的陽圧換気
 NPPV  : 非侵襲的陽圧換気

2. 職員教育

院内学習会を毎月実施しています。令和5年度の開催数は全10回で参加延べ人数は353人でした。またRST活動をサポートする各病棟のリンクナースも育成しています。

3. 各部署との連携

臨床工学士が実施する毎日の人工呼吸器ラウンドでの懸念事項はRST医師と情報共有しています。
RST部会(年度内に2回)でとりあげられた問題点は部会で承認を得ながら、臨床工学室や院内医療安全管理室などと連携し、安全な呼吸管理の推進に努めています。