診療・各部門
手術室の概要
手術室は13部屋(バイオクリンルーム5部屋)と心カテ室2部屋、血管造影室1部屋あり、年間約8000件の手術が行われています。24時間昼夜を問わず手術を受け入れており、急患手術は全手術件数の15%を占めています。出生直後の新生児から100歳を越える高齢者まで幅広い年齢層の患者さんの手術を行っています。現在は、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)やロボット支援手術(ダヴィンチ)など低侵襲な手術も行っています。手術が安全・円滑に進行するように医師・看護師・臨床工学技士・放射線科・検査科・薬剤部などの多くの職種が協働して取り組んでいます。
手術診療科
看護の特徴
1.新生児から高齢者まで幅広い年齢層を対象にしている。
2.多くの専門職種と協働し、チームで手術を行っている。
3.患者さんは麻酔により動くことや訴えることができないため、患者の安全・安楽を考慮し麻酔科医や各科医師とともに全身管理を行っている。
スタッフからのメッセージ
手術室では、新生児から高齢者まで幅広い年代の患者さんの手術が毎日30例以上行われています。私たち手術室看護師は、医師に器械を渡す器械だし看護、患者さんの状態観察や麻酔介助を行う外回り看護を行っています。手術室の仕事は、学校の実習や講義では学ばなかったことがたくさんあります。私も新卒で手術室に配属された当初は、知らないことばかりでとても不安でした。しかし、プリセプターやその他の先輩方が声をかけ、わからないことを教えてくださるので安心して働けています。
手術室看護師が手術室での患者さんとの関われる時間は短いです。しかし、手術室に入室し手術を終えて退室するまでひとりの患者さんに対して集中して看護を提供できると思います。患者さんやご家族は大きな不安を抱えて手術に臨まれています。そのような患者さんの思いに寄り添い、安心できる看護が提供できるように日々頑張っています。(2年目看護師)