診療・各部門
北九州市の検診などでPSAの値が高いと言われた方へ
PSAと前立腺がんについて
前立腺がんは日本人男性の癌罹患率の第1位となっており、一生涯で前立腺がんにかかる確率は日本人男性の約10人に1人と言われています。前立腺がんにかかる可能性は年齢とともに上昇し、60歳以上になると多くみられます。
PSAとは前立腺特異抗原(prostate specific antigen)の略であり、血液検査によってその値を調べることができます。前立腺のがんや炎症など前立腺の異常があると血液中にPSAが漏れ出しその値が高くなります。PSAの基準値は一般的には“4.0 ng/ml ”以下と言われていますが、次の表のように年齢別に基準値が変わってきます。例えば50歳代であれば通常正常範囲内である3.0 -4.0 ng/mlでも前立腺がんの可能性が高くなるということです。また図に示すように一般的にPSAの値は高くなるほどに、前立腺がんが発見させる確率が高くなります。およそPSA4.0ng/mlで10-15%、PSA10ng/mlで30-35%の確率で前立腺がんが発見されるとされています。
年齢階層別 PSA 基準値 |
|
50~64歳 |
3.0 ng/ml |
65~69歳 |
3.5 ng/ml |
70歳~ |
4.0 ng/ml |
出典:(財)前立腺研究財団編: 前立腺がん検診テキスト
PSAが高い場合の前立腺がんの検査のついて
PSAが4.0 ng/mlを超えても前立腺がんではないこともあれば、PSAが4.0 ng/ml以下で前立腺がんが発見されることもあります。PSAの異常がある場合はまずは当科のような泌尿器科専門施設を受診されて相談されるのが望ましいと思われます。
当院で前立腺がんが疑われる場合に行う検査について
血液検査、尿検査、超音波検査、MRI検査などを行います。特にMRI検査は前立腺の中にがんがあるかどうかを画像で見る検査であり、前立腺がんの検査の中で特に有用な検査になります。これらの検査によって前立腺がんの可能性が高いと判断した場合は前立腺生検を行うことになります。前立腺生検とは前立腺に針を刺して組織を採取する検査であり、採取した組織を顕微鏡で確認して、前立腺がんがあるかどうか最終的に確定します。当院では1泊2日の入院にて行います。
前立腺生検について
前立腺生検は肛門から直腸に超音波機器を挿入して、前立腺を超音波で見て確認しながら前立腺に針を刺して組織を採取する検査になります。針を刺すと痛みを伴いますので、仙骨麻酔という麻酔を行ってから検査を行います。検査の後は血尿が出ますので、血尿の程度を確認したり、また検査の後の発熱がないかも確認したりするために、当院では1泊2日の入院で前立腺生検を行っています。初回の生検の方は通常上記の仙骨麻酔で行いますが、2回目以降の生検の方は、本数をより多く採取することになりますので、手術室にて強い麻酔をかけて行うこともあります。
ロボット支援手術(da Vinci®)
治療実績 1658件 (2025.1.1現在)
ロボット支援前立腺全摘術 1034例
ロボット支援腎部部分切除術 352例
ロボット支援膀胱全摘+尿路変向術 100例
ロボット支援腎尿管全摘術 71例
ロボット支援根治的腎摘除術 48例
ロボット支援腎盂形成術 13例
ロボット支援仙骨膣固定術 27例
ロボット支援副腎摘出術 13例
~当科における手術までの待機期間~
当科の大きな特徴として手術までの待機時間が短いことが挙げられます。泌尿器科のスタッフが多く存在すること、月曜から金曜までの毎日手術を行うことが可能なこと、また当院に手術支援ロボット(ダヴィンチ)が2台導入されていることなどにより手術待機時間をなるべく短縮することが可能になっております。早期の手術希望される方は一度当科へご相談ください。
受診されてから手術までお待ちいただく期間の目安は以下の通りです。あくまで目安ですので、来院時にご相談させていただきます。場合によって早い手術も可能になることがあります。
・腎癌・前立腺癌ロボット手術 2-4週間
・骨盤臓器脱ロボット手術 2-4週間
・前立腺肥大レーザー手術 2週間
・尿路結石内視鏡手術 2週間
~泌尿器科の紹介~
当科は九州大学泌尿器科から派遣された7名のスタッフにより診療を行ってます。迅速かつ的確な診断をモットーに、治療方針の説明はパンフレットなども用いて行っています。
2015年8月からは、ロボット手術支援装置である”da Vinci Xiを用いた、“前立腺がんに対するロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術”を開始しました。
2016年4月からは、“腎臓がんに対するロボット支援腎部分切除術”を、2018年6月からは“浸潤性膀胱がんに対するロボット支援膀胱全摘+尿路変向術”を、2020年7月からは“骨盤臓器脱に対するロボット支援仙骨膣固定術”を開始しております。さらに2021年4月からは“腎盂尿管移行部狭窄症に対するロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術”、2022年4月からは、“腎臓がんに対するロボット支援根治的腎摘除術(RARN)”、“腎盂尿管がんに対するロボット支援腎尿管全摘術(RANU)”、“副腎腫瘍に対するロボット支援副腎摘出術(RA)”も開始いたしました。当科では、現在泌尿器科手術で保険適応になっている8つのすべてのロボット支援手術が施行可能となっています。2024年(1月~12月)には、これらのロボット支援手術を213例行いましたが、これは九州の泌尿器科施設でもトップクラスの症例数でした。
*RALP:ロボット支援前立腺全摘術
*RAPN:ロボット支援腎部分切除術
*RARC:ロボット支援膀胱全摘術+尿路変向術
*RSC:ロボット支援仙骨膣固定術
*RAPP:ロボット支援腎盂形成術
*RANU:ロボット支援腎尿管全摘術
*RARN:ロボット支援根治的腎摘除術
*RA:ロボット支援副腎摘除術

〇骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱脱など)に対するロボット支援仙骨膣固定(RSC)手術について
骨盤臓器脱(膀胱脱、子宮脱)に対する手術として、当院では経腟メッシュ手術(TVM手術)を行ってきました。手術時間は短いのですが、膣を切開する必要があるため、その欠点としてメッシュ露出の問題がありました。よって、低侵襲で縫合操作を確実に行うことができ、またメッシュ露出もほとんどないなどの長所があるロボット支援仙骨膣固定術(RSC)を2020年より開始しております。なお2025年8月時点において北九州市内でRSC手術が可能な施設は当科のみとなっております。
RSC手術は腹部に5か所ほどの穴をあけてするロボット支援腹腔鏡手術になります。まず子宮を膣上部切断(子宮体部のみ摘出)にて摘出します。ご年齢によって卵巣も一緒に摘出します。その後膀胱と膣の間にメッシュの片方を固定し、もう片方を仙骨全面の靭帯に固定することによって下がった膀胱や膣を吊り上げる手術になります。患者さんの状況によっては直腸と膣の間にもメッシュを入れることになります。RSC手術ではこのようにメッシュを体内に縫合固定する必要がありますが、ロボット手術は従来に腹腔鏡手術に比べてより細かくまた正確な操作が可能となるため、より精度高い手術が可能となります。
当院では、ロボット支援手術の経験はとても豊富(累計1600例以上)で、ロボット支援装置の取り扱いには慣れており、RSC手術も安全に開始することができました。
また骨盤臓器脱(膀胱脱や子宮脱)の手術前後で、排尿状態が変わることもあるので、排尿障害がないかどうか、問診や排尿記録の記載、残尿エコー検査などで排尿状態をお聞きし、排尿障害がある場合は、膀胱尿道機能が評価できる尿流動態検査を、資格をもった排尿検査士が行っております。また検査と同時に、必要に応じて骨盤底筋体操や自己導尿指導なども、患者様に合わせて指導しております。このRSC手術に関して、相談されたい場合は泌尿器科外来までご連絡ください。
~新たな診療への取り組み~
A. 前立腺肥大に対する接触式経尿道的前立腺蒸散術(CVP)
B. 浸潤性膀胱がんに対するロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術+尿路変向術
C.7㎝以下の腎臓がんに対するロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術
D. 腎臓がんに対するロボット支援腹腔鏡下根治的腎摘除術
E. 腎盂尿管がんに対するロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術
F. 腎盂尿管移行部狭窄症に対するロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術
A.前立腺肥大症に対する接触式前立腺レーザー治療(CVP)
前立腺肥大症への低侵襲手術として接触式前立腺レーザー治療(蒸散術:CVP)を2019年11月より開始し、これまで約300例のCVP手術を行いました。CVP手術は、前立腺の肥大組織に高熱を与え、組織中の水分や血液を一瞬で蒸発させ、組織を気化して消失させてしまう手術方法です。従来の前立腺肥大症手術と同等の効果を見込め、より安全性の高い低侵襲手術となります。手術時間や入院期間の短縮、より早期の社会復帰が可能です。


ロボット支援手術装置(ダヴィンチ)による、前立腺全摘術を2015年8月に開始しました。ロボット支援手術は、出血量はとても少なく、3D画像で特殊な鉗子を用いた手術で、従来の腹腔鏡手術より正確で精密な手術が可能です。
2018年6月から膀胱癌に対するロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術を開始し、2024年12月までに100名の方にこの手術を行いました。開腹術と比較し、手術時間も短く、出血は少なく、現在まで手術中の輸血を行った方はおりません。続けて行う尿路変向術についても、完全腔内(すべてロボット手術)で行っております。手術後の回復も早く、開腹術と比較し低侵襲な手術です。
C.7㎝以下の腎臓がんに対するロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術
2016年4月から腎臓がんに対するロボット支援腎部分切除術を開始しました。従来の腹腔鏡手術では困難であった、腎上極の腫瘍や埋没型の腫瘍、腎臓の中心部分に近い腫瘍や、腫瘍径が4-7㎝の腫瘍に対しても、ロボット支援手術では腹腔鏡下の手術が可能となりました。当院では腎癌手術の76%をロボット支援手術で行っております(下記グラフ)。

D.腎臓がんに対するロボット支援腹腔鏡下根治的腎摘除術
2022年4月より腎臓がんに対するロボット支援根治的腎摘除術を開始いたしました。上記のように7㎝以下腎臓がんであれば多くの場合ロボット支援腎部分切除術により腎の温存が可能となりますが、7㎝を超えるような大きな腎臓がんであったり、がんが腎臓まわりの脂肪や血管に広がっていたりした場合は腎臓の温存が難しく、片側の腎臓の全摘出が必要となる場合があります。これまでは腎全摘術は腹腔鏡下手術をおこなっておりましたが、2022年4月からはこれらをロボット支援下手術でも行っております。ロボット支援下手術により、より大きな腫瘍の方や、リンパ節転移のある方でリンパ節の摘出が必要な方なども手術が可能になると考えられます。
E.腎盂尿管がんに対するロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術
2022年4月より腎盂尿管がんに対するロボット支援腎尿管全摘術を開始いたしました。腎盂尿管がんは腎盂から尿管まで多発する性質がありますので、治療法(手術の方法)は片側の腎臓から膀胱にいたる全尿管を摘出する腎尿管全摘術が標準治療となります。これまで当院で行っていました腹腔鏡下の手術と比較し、ロボット支援下手術は手術時間が短縮されます。また腹腔鏡下手術では尿管の処置は下腹部を少し開腹しておこなっておりましたが、ロボット支援下手術では全てロボット下で行うことが可能となりました。これにより手術の傷をより小さくすることが可能となり、一層低侵襲な手術を行うことができるようになりました。またリンパ節転移のある方などはこれまでは開腹手術で行うことが多かったですが、今後はこれらの方の一部もロボット支援手術で可能となるかと思います。
F.腎盂尿管移行部狭窄症に対するロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術
2021年4月より腎盂尿管移行部狭窄症に対するロボット支援腎盂形成術を開始いたしました。腎盂形成術は主に狭窄している腎盂尿管移行部を切除し、腎盂と尿管を新たに縫合する手術になります。これまでの腹腔鏡下手術ではこれらの切除、縫合に非常に技術を要する難易度の高い手術でしたが、ロボット支援下手術では腹腔鏡手術よりも、より精緻な切除縫合が、自由度の高い鉗子や3次元画像によって可能となりました。これにより手術時間も短縮し、術後も早期より回復が可能となっています。
診療実績
当科の手術症例数
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | |
副腎摘除術(副腎腫瘍) | ||||||||||
腹腔鏡手術 |
3 | 5 | 10 | 7 | 2 | 8 | 2 | 2 | 0 | 0 |
開腹手術 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロボット手術 | 5 | 1 | 7 | |||||||
腎摘除術(腎癌等) | ||||||||||
腹腔鏡手術 | 19 | 19 | 11 | 9 | 10 | 7 | 14 | 1 | 1 | 2 |
開腹手術 | 3 | 2 | 5 | 7 | 10 | 7 | 3 | 4 | 4 | 4 |
ロボット手術 | 14 | 14 | 26 | |||||||
腎部分切除術(腎癌等) | ||||||||||
腹腔鏡手術 | 10 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
開腹手術 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 |
ロボット手術 | 30 | 45 | 48 | 64 | 30 | 41 | 32 | 34 | 34 | |
腎尿管全摘出術(腎盂尿管癌等) | ||||||||||
腹腔鏡手術 | 20 | 18 | 16 | 17 | 17 | 20 | 23 | 1 | 1 | |
開腹手術 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 4 | 3 | 2 | 0 | 0 |
ロボット手術 | 24 | 32 | 22 | |||||||
経尿道的膀胱腫瘍切除術(膀胱癌) | 188 | 143 | 163 | 160 | 182 | 168 | 171 | 195 | 139 | 176 |
根治的膀胱摘除術(膀胱癌) | ||||||||||
開腹手術 | 8 | 7 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロボット手術 | 17 | 13 | 20 | 14 | 16 | 12 | 14 | |||
膀胱部分切除術 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 4 |
尿路変向術 | ||||||||||
回腸導管造設術 | 7 | 4 | 11 | 12 | 11 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 |
代用膀胱造設術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 5 | 3 | 1 | 0 |
尿管皮膚瘻 | 1 | 3 | 1 | 4 | 1 | 5 | 1 | 4 | 0 | 5 |
根治的前立腺摘除術(前立腺癌) | ||||||||||
開腹術 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロボット手術 | 49 | 104 | 136 | 123 | 140 | 92 | 100 | 115 | 113 | 96 |
経尿道的前立腺切除術(前立腺肥大) | ||||||||||
TURP | 4 | 2 | 3 | 8 | 2 | 1 | 5 | 4 | 2 | 5 |
TUEB(核出術) | 21 | 9 | 41 | 23 | 15 | 1 | 1 | 1 | 0 | |
CVP(蒸散術) | 28 | 60 | 43 | 50 | 54 | 52 | ||||
経皮的結石除去術(腎結石) | 0 | 2 | 4 | 5 | 3 | 4 | 3 | 7 | 6 | 2 |
経尿道的結石除去術(膀胱・尿管腎結石) | 101 | 85 | 94 | 100 | 110 | 115 | 87 | 73 | 126 | 153 |
体外衝撃波砕石術(腎・尿管結石) | 27 | 51 | 51 | 47 | 33 | 50 | 19 | 15 | 16 | 25 |
骨盤臓器脱 | ||||||||||
RSC(ロボット手術) | 4 | 2 | 5 | 8 | 11 | |||||
TVM(メッシュ手術) | 3 | 4 | 5 | 7 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
尿失禁手術(TVT/TOT) | 2 | 1 | 1 | 3 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 6 |
ロボット支援腎盂形成術(RAPP) | 2 | 7 | 1 | 3 | ||||||
精巣固定術 | 1 | 9 | 3 | 0 | 1 | 4 | 2 | 2 | 6 | 7 |
VUR防止術 | 2 | 0 | 3 | 2 | 4 | 0 | 3 | 1 | 0 | 2 |
後腹膜腫瘍 | ||||||||||
開腹術 | 1 | 4 | 1 | 2 | 4 | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 |
腹腔鏡手術 | 1 | 3 | 1 | 2 | 4 | 1 | 1 | 1 | 0 | |
前立腺生検 | 231 | 224 | 241 | 224 | 342 | 221 | 319 | 354 | 305 | 331 |
その他 | 197 | 154 | 185 | 222 | 258 | 260 | 253 | 262 | 252 | 242 |
合計 | 926 | 888 | 1044 | 1050 | 1263 | 1101 | 1130 | 1181 | 1144 | 1240 |
当科の論文・学会発表の業績
A 論文 (2014.1月以降)
・筒井顕郎、他:尿管ステント留置にて軽快した尿管坐骨孔ヘルニアの1例 西日本泌尿器科76:464-466.2014.
・松元 崇、他:腹腔鏡下根治的腎摘除後に肺水腫を来した1例 西日本泌尿器科 77:17-21.2015.
・長沼英和、他:腎盂絨毛癌の1例 泌尿器外科 28: 1709-1713.2015
・長沼英和、他:多発転移を有するXp11.2転座型進行腎細胞癌の1例 泌尿器外科 29: 423-427.2016
・長沼英和、他:当院における長径10mm以上の腎結石に対するTULの臨床的検討 泌尿器外科 30: 39-43. 2017
・筒井顕郎、他:骨転移が消失し膀胱全摘術を施行した2例 西日本泌尿器科 79:511-515. 2017
・辻田次郎、他:尿閉を契機に診断された前立腺導管腺癌の1例 西日本泌尿器科 80:9-12. 2018
・白石航一、他:ロボット支援根治的膀胱全摘術の尿路変向術式の変遷と周術期成績 西日本泌尿器科 82:565-569.2021
B 学会発表 (2022.7月以降)
名前 | 学会名 | 日時 | 演題名 |
筒井顕郎 | 第310回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2022.07.23 | ロボット支援腎盂形成術(RAPP)の初期経験 |
柳井建二 | 第310回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2022.07.23 | 肺塞栓症を契機に診断された右腎癌下大静脈塞栓 |
児浦未季史 | 第310回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2022.07.23 | ロボット支援下全尿路全摘術を行った全尿路癌(両側尿管癌・膀胱癌)の1例 |
福地源司郎 | 第310回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2022.07.23 | ロボット支援根治的腎摘除術 (RARN) の初期経験 |
安達拓未 | 第310回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2022.07.23 | ロボット支援腎尿管全摘術 (RANU) の初期経験 |
筒井顕郎 | UC Expert Seminar in 北九州 | 2022.08.24 | 当院のおけるロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術(RARC)の経験 |
筒井顕郎 | 第74回西日本泌尿器科学会総会 | 2022.11.05 | ロボット支援前立腺全摘(RARP)pN1症例の術後経過 |
筒井顕郎 | 第36回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 | 2022.11.11 | ロボット支援前立腺全摘(RARP)断端陽性例の中で生化学的再発を来す因子の検討 |
筒井顕郎 | 第311回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2023.02.04 | RAPNのおいて腎癌cT1からpT3aにupstageした症例の検討 |
筒井顕郎 | 第311回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2023.02.04 | PSA低値で診断された進行前立腺癌の3例 |
筒井顕郎 | 第67回福岡佐賀手術手技研究会 | 2023.06.07 | 局所進行癌に対するRARP 拡大切除と拡大郭清 |
筒井顕郎 | ネットワークフォーラム | 2023.07.06 | ロボット支援手術の現況 |
柳井建二 | 第312回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2023.07.22 | 当院のおける進行尿路上皮癌に対するenfortumab-Vedotinの使用経験 |
永冨裕子 | 第312回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2023.07.22 | 腎癌術後に残存尿管転移を来した一例 |
古森広輝 | 第312回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2023.07.22 | JCHO九州病院におけるRARNの治療成績について |
児島偉人 | 第312回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2023.07.22 | ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RARP)における経腹膜アプローチと後腹膜アプローチの臨床的検討 |
筒井顕郎 | 第73回泌尿器科学会中部総会 | 2023.10.06 | CKD stage 4-5に対するRAPNの検討 |
筒井顕郎 | 第24回九州泌尿器科セミナー | 2023.10.30 | JCHO九州病院 泌尿器科の現状および過活動膀胱診療について |
柳井建二 | 第313回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.02.03 | 原発巣を認めない腎癌リンパ節転移の一例 |
永冨裕子 | 第313回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.02.03 | 当院のおける前立腺生検前MRI検査の有用性についての検討 |
筒井顕郎 | 第313回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.02.03 | 両側尿管膀胱新吻合術後、前立腺癌放射線治療後にRARCを施行した1例 |
古森広輝 | 第313回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.02.03 | Nivolumabによる薬剤性膀胱炎をきたした1例 |
児島偉人 | 第313回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.02.03 | ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術(RAPN)後に局所再発を呈しロボット支援腹腔鏡下根治的腎摘除術(RARN)を施行した1例 |
筒井顕郎 | 第314回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.07.20 | 当院で施行したロボット支援手術1500例の周術期合併症 |
中村暢孝 | 第314回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.07.20 | 馬蹄腎に発生した腎盂癌に対してロボット支援腎尿管全摘術を施行した1例 |
児島偉人 | 第314回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2024.07.20 | 後腹膜に発生したspindle cell tumorの1例 |
筒井顕郎 | 第38回日本泌尿器内視鏡・ロボティックス学会総会 | 2024.11.28 | 非淡明細胞腎細胞癌に対するロボット支援腎部分切除術(RAPN)の検討 |
中村暢孝 | 第38回日本泌尿器内視鏡・ロボティックス学会総会 | 2024.11.28 | JCHO九州病院でのロボット支援腎尿管全摘術の治療成績 |
安達拓未 | 第315回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2025.02.22 | ロボット支援下前立腺全摘除術/膀胱全摘除術と同時に鼠径ヘルニア修復を行った2例 |
中村暢孝 | 第315回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2025.02.22 | JCHO九州病院でのRSCの治療成績 |
児島偉人 | 第315回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2025.02.22 | BCG導入後に結腸膀胱瘻を生じた1例 |
古森広輝 | 第315回日本泌尿器科学会福岡地方会 | 2025.02.22 | TUL術後の腎盂尿管移行部狭窄症に対して、ロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術を施行した1例 |
医師の外来スケジュール
医師の外来スケジュールは、泌尿器科外来担当医のページをご覧ください。
スタッフの紹介
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医師名 | 筒井 顕郎 |
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役職 | 医長 | |
専門分野 | 泌尿器外科手術 腹腔鏡手術 エンドウロロジー 泌尿器癌治療 尿路結石 小児泌尿器科 |
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資格 | 日本泌尿器科学会専門医 指導医泌尿器腹腔鏡技術認定医 ダヴィンチ手術術者資格 ダヴィンチ手術プロクター(腎・副腎・膀胱・前立腺) |
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出身校名 | 九州大学(平成14年卒) |
医師名 | 安達 拓未 |
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役職 | 医師 |
専門分野 | 泌尿器外科手術 腹腔鏡手術 エンドウロロジー 泌尿器癌治療 尿路結石 女性泌尿器科 |
資格 | 日本泌尿器科学会専門医・指導医 泌尿器腹腔鏡技術認定医 ダヴィンチ手術術者資格 ダヴィンチ手術術者資格 ダヴィンチ手術プロクター(腎・副腎・膀胱・前立腺) |
出身校名 | 九州大学(平成17年卒) |
医師名 | 池之上 俊 |
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役職 | 医師 |
出身校名 | 鹿児島大学(平成24年卒) |
医師名 | 中村 暢孝 |
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役職 | 医師 |
出身校名 | 佐賀医科大学(平成29年卒) |
医師名 | 三好 諒 |
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役職 | 医師 |
専門分野 | 泌尿器一般 |
出身校名 | 大学(平成31年卒) |
医師名 | 和田 大和 |
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役職 | 医師 |
専門分野 | 泌尿器一般 |
出身校名 | 福岡大学(平成31年卒) |
医師名 | 竹内 陸 |
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役職 | レジデント |
出身校名 | 久留米大学(令和4年卒) |
(最終更新日:2025年9月8日)