診療・各部門
5階南病棟の概要
5階南病棟は、泌尿器科24床、心臓外科・小児循環器科16床、腎臓内科９床の混合病棟です。
泌尿器科は、ロボット支援手術、腹腔鏡や内視鏡を使用した手術や、化学療法・放射線療法などを行っています。心臓外科では主に、虚血性心疾患や弁膜症、小児の先天性心疾患に対する手術が行われ、腎臓内科では急性期・慢性期腎疾患の診断・治療、透析導入などが行われています。当病棟は、手術目的の入院が多く、手術を受ける患者さんは、全入院患者の6割以上を占めています。
主な疾患
泌尿器科：前立腺癌、膀胱癌、腎・尿管癌、副腎腫瘍、尿管結石、前立腺肥大、精巣腫瘍
心臓外科・小児循環器科：虚血性心疾患、心臓弁膜症、大血管動脈瘤、小児先天性心疾患
腎臓内科：急性及び慢性腎炎、ネフローゼ症候群、急性及び慢性腎不全など
看護の特徴
病棟には、乳児から高齢者まで幅広い年齢層の方が入院されています。泌尿器科手術で尿路変更術を受けストーマを造設される方や、腎臓内科で透析を導入する方へは生活指導や在宅支援を行います。また、がんにより緩和ケアが必要となる方やご家族も安心して入院生活を送って頂けることを心掛けています。看護師は、手術前後はもとより、急性期から終末期まであらゆる健康レベルの方を担当しており、がんサポートチーム、退院支援看護師、心臓リハビリテーションや認知症ケアチーム等と連携して、質の高い医療・看護の提供を目指しています。
スタッフからのメッセージ
5南病棟は混合病棟で、急性期から慢性期、小児から高齢者と幅広い層の患者さんがいるため、総合的に知識を深めることができます。看護師が患者さんに対して支援を行う際には、入院中のケアだけでなく退院に向けた支援が必要となります。当病棟では自宅で行う医療処置の腹膜透析の手順や、ストーマ管理方法の習得に向けての支援も行っています。退院後にしっかりと自己管理が行えるよう、個々のライフスタイルや身体状況を踏まえ、患者さんやご家族に寄り添った看護ができるよう精一杯頑張っています。（2年目看護師）