6階HCU

診療・各部門

6hcu

病棟の概要

これまで各病棟に分散していた高度治療室(HCU)が集約管理され、2022年2月から内科系のHCUとして、「6階HCU」という名称で病床数12床の独立ユニットとなりました。内科系全般、脳神経内科・外科の患者さんが入室されます。
内科は心筋梗塞、心不全の増悪、重症肺炎、腎不全の急性増悪、敗血症性ショックなど、循環、呼吸、代謝の管理が必要な方が入室します。脳神経外科は手術後の患者さんが多く入室しますが、時には脳出血、くも膜下出血の急性期管理が必要な方も入室します。神経内科は脳梗塞、脳炎、けいれん等の急性期疾患の方が入室します。いずれの診療科も人工呼吸器管理やハイリスク医薬品の使用など豊富な知識と看護技術が必要な部署です。

「主な疾患」
内科:心筋梗塞、心不全、肺炎、閉塞性肺疾患、腎不全、重症感染症、急性中毒
脳外科:脳出血、くも膜下出血
神経内科:脳梗塞、脳炎、てんかん、意識障害

6HCU2

看護の特徴

HCUはICUと一般病棟の中間に位置する病棟で、看護体制は患者4人に対し1人の看護師が配置されています。そのため、一般病床よりも重症度が高い患者さんが入室します。入室は「救急外来からの入院」「ICUからの転室」「手術後の入室」の3パターンがあります。入室に合わせた対応と疾患や重症度に合わせた幅広い看護とアセスメント能力が必要となります。看護師は、様々な疾患・看護の学習に加えて、急変対応のトレーニングも行っています。一般病棟同様、PNSやプリセプター制度、チーム支援型教育を取り入れ、スタッフ全員で新卒看護師の配属もサポートしています。

スタッフからのメッセージ

緊急入院・重症患者が多く、医療チームで急性期患者の治療を行っています。何を行うにも怖い、大変と思われがちな部署ですが、患者さんが元気になられる姿に喜びを感じて看護をしています。先輩から指導してもらいながら看護技術のスキルアップと幅広い看護が実践できる病棟です。