ICU(集中治療室)

診療・各部門

ICU (2)

病棟の概要

集中治療室は12床です。集中治療室には内科系・外科系を問わず多岐にわたる疾患の患者さんが入室されます。新生児から高齢者まであらゆる年代の患者さんが入室されることも、当院、集中治療室の特徴です。このような患者さんに対し、医師・看護師を中心に多職種が協働で集中治療にあたり、患者さんの早期回復を目指し支援しています。

主な疾患

急性呼吸不全、急性心不全、急性心筋梗塞、心臓弁膜症、急性大動脈解離、先天性心疾患、クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞、食道癌、消化管穿孔、慢性腎不全、痙攣重責、来院時心肺停止

看護の特徴

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1.院内外からの重症患者さんの受け入れに迅速に対応できるよう、各部門と協力して円滑な病床管理に努めています。
2.呼吸・循環・代謝・その他重篤な機能不全の患者さんが、安全、安楽に集中治療・回復支援を受けられるように、様々な知識を元に五感を使った観察や看護を大切にしています。
3.クリティカルな状況におかれた患者さん、ご家族の方に対し心のケアも大切にしています。
4.「大切なひとを安心して任せられる集中治療室」を、スタッフ一同目指しています。

スタッフからのメッセージ

集中治療室の看護は、様々な疾患の患者さんやそのご家族が対象になります。重症度が高く緊張感のある医療現場ですが、患者さん・ご家族が治療に専念できるよう思いに寄り添える看護を大切にしています。そのために多くの知識や看護技術を身に付ける必要があり、焦りや不安、看護の難しさで悩むこともありますが、チームの仲間と協力し育み合いながら看護を行っています。やりがいや自己の成長を促せる部署だと感じています。(クリティカルケア認定看護師)

入職して間もないころ、ICUの患者さんには様々な機器や点滴がつながっており、怖くて何もできませんでした。しかし、先輩方の手厚いサポートや日々の積み重ねで、少しずつ私にもできることが増えてきて、看護師として働くことにやりがいを感じることができています。(新卒ICU2年目看護師)

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