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エキスパートの育成

当院では現在、認定看護管理者4名、感染症看護専門看護師1名、がん専門看護師2名、慢性疾患看護専門看護師1名、15分野24名の認定看護師が、院内を組織横断的に活動しています。令和3年度には診療看護師、アドバンス助産師が誕生。地域に向けても積極的に教育活動を行っています。

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令和5年4月1日現在の診療看護師、アドバンス助産師、専門看護師・認定看護師

 分野 人数
認定看護管理者 4名
診療看護師 1名
アドバンス助産師 3名
分野 人数
専門看護師 感染症看護 1名
専門看護師 がん看護 2名
専門看護師 慢性疾患看護 1名
認定看護師 皮膚・排泄ケア 3名
感染管理 3名
糖尿病看護 1名
手術看護 2名
集中ケア 1名
救急看護 2名
緩和ケア 2名
がん化学療法看護 2名
がん放射線療法看護 1名
小児救急看護 2名
認知症看護 1名
摂食・嚥下障害看護 1名
慢性心不全看護 1名
脳卒中リハビリテーション看護 1名
クリティカルケア 1名

診療看護師(Nurse Practitioner:NP)

診療看護師からのメッセージ

2021年3月に診療看護師(NP)の資格を取得後、現在は、看護部所属のNPとして麻酔科・救急科で活動しています。昨年度より NPや特定行為研修修了者が施行するPICCの院内体制を構築したことで、各科からの依頼も増えています。また、今年度から循環器科・麻酔科と協働することで、カテーテルアブテーションが安全に施行できるよう全身管理への介入を始めました。今後も患者さんの診療に関わる医師、看護師、コメディカルの職種間の橋渡しを担い、九州病院のチーム医療強化に貢献していく所存です。(副看護師長 福田 和行)

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アドバンス助産師

アドバンス助産師からのメッセージ

助産師3名がCLoCMiP(助産実践能力習熟段階)レベルⅢを認証されています。当院で勤務するアドバンス助産師として、外来での乳房ケアやハイリスク妊産褥婦とその家族に対して良質で安全な助産とケアを提供し、母子と家族が地域で納得のいく育児ができるようサポートを実践していきたいと考えています。

専門看護師

分野 専門看護師 職位 所属部署
がん看護専門看護師 近藤 恵子 副看護師長 がんセンター
がん看護専門看護師 加藤 多樹郎 看護師 緩和ケア病棟
慢性疾患看護専門看護師 山田 明子 副看護師長 一般外来
感染症看護専門看護師 堀江 恭子 看護師長 感染管理室

がん看護専門看護師からメッセージ

外来化学療法室、放射線療法室、緩和ケアセンターを統括した「がんセンター」に所属し、組織内の「緩和ケア外来」、「がん看護外来」部門を担当しています。がん治療~緩和ケア領域に亘る全ての病期のがん診療に携わり、キュアとケアの側面から通院・入院患者さんの治療と日常生活のバランスが保たれるようにサポートさせていただいています。その他、院内外のがん看護教育・研究に従事しています。

認定看護師

当院では、平成30年8月現在、14分野25名の認定看護師が活動をしています。それぞれの活動に応じた配置を行っています。感染管理、皮膚・排泄ケア認定看護師は、病院内のチーム活動の中心的敵役割を担っています。組織横断的な活動を支援するために、看護部配置としています。 認定看護師は、院内外における専門分野の看護実践や指導、臨床指導者(実地指導者)が行う新人教育の支援、また地域の住民を対象とした健康教室なども行っています。

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(ICTによるラウンド)
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(褥瘡チームカンファレンス)
分野 認定看護師 職位 所属部署
感染管 堀江 恭子
三ノ丸 理江
森本 麗華
 看護師長
副看護師長
副看護師長
感染管理室
感染管理室
感染管理室
皮膚・排泄ケア 山口 弘恵
巣山 直子
池田 佳子
看護師
看護師
看護師
看護の質向上支援室  *特定行為研修修了
看護の質向上支援室
7階南病棟(消化器外科)
救急看護 村上 貴子
黒木 真二
看護師長
看護師
一般外来
特殊外来(救急センター)*特定行為研修修了
小児救急看護 平方 多美子
江川 美佳
看護師
看護師
一般外来(小児科)
集中ケア 竹林 洋子 看護師 集中治療室
手術看護 川原 さおり
山﨑 加奈子
看護師長
看護師
手術室
手術室
糖尿病看護 山田 明子 副看護師長 一般外来
がん化学療法看護 友田 恭子
稲富 宏美
副看護師長
副看護師長
外来化学療法室
緩和ケア 進藤 美舟
三好 典子
副看護師長
看護師
がんセンター
医療支援部
がん放射線療法看護 宮原 留美 看護師 がんセンター
認知症看護 倉本 佳代子 看護師 6南病棟
摂食・嚥下障害看護 平石 絵里子 副看護師長 集中治療室
慢性心不全看護 櫻井 栄子 副看護師長 6階HCU
脳卒中リハビリテーション看護 白石 志穂 看護師 看護の質向上支援室
クリティカルケア 末永 順子 看護師 集中治療室

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認定看護師からのメッセージ

クリティカルケア看護師  末永 順子

私は2021年にクリティカルケア認定看護師を取得し集中治療室で働いています。
クリティカルケア認定看護師は、救急看護分野と集中ケア分野を統合し、特定行為を組み込んだ認定看護分野です。クリティカルケア看護は、あらゆる場で急性期にある患者さんの症状および重症度・緊急度に応じて、特定行為を活かし初期対応及び重篤化回避、早期回復支援を行っています。大切なご家族が急な病気で重篤な状況になるとご家族にも緊張や葛藤が生じます。そのため、心理的・社会的状況を理解して不安を軽減できるような家族ケアにも努めています。‛その人らしさ’を大切に日常生活の再構築が図れるよう質の高い看護ケアの提供を目指しています。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師  白石 志穂

脳卒中を発症すると、麻痺・感覚・意識などが障害されます。思考・記憶・行為・言語・注意などが障害される高次脳機能障害が現れる方もいます。脳卒中を発症した患者さんやご家族は、自分自身や大切な人に起こっている変化に直面し、苦しみ、悩みながら少しずつ障害と向き合っていかれます。私は、そういった患者さんやご家族の思いを傾聴し、辛さを受け止め、時にそっと背中を押し、意思決定を支える存在でありたいと思っています。当院からリハビリ病院へ転院された方が、自宅へ帰る前に顔を見せに来て下さることがあります。「こんなに良くなったよ」「リハビリ頑張ったよ」と、入院中につらそうにしていた患者さんやご家族が笑顔を見せてくださった時、この仕事をしていてよかったと心から思います。一緒に看護の喜び、楽しさを実感しましょう。

救急看護認定看護師  黒木 真二

救急の現場では、救急疾病、外傷、中毒などの多種多様な疾患を有したあらゆるライフステージの患者様とそのご家族に対する看護を行っています。私は、看護師特定行為研修(救急領域パッケージ)を修了しており、特定行為の実践と共に救急看護認定看護師として一貫した質の高い看護が提供できるように心がけています。指導面では、急変時対応、フィジカルアセスメント、臨床推論、院内トリアージ、災害看護などの知識・技術を院内スタッフに伝授しています。救急看護は、看護の力を最大限に発揮できる分野だと考えています。一緒に救急看護師としてのスキルアップ、そして、その先にあるスペシャリストを目指してみませんか。